
【絵本】だれのうんち?
内容説明
宇宙飛行士のうんちは、まるでロケットのように飛んだり、ふわふわと浮いたり、くるくる回ったりするのかな? コックさんやアイスクリーム屋さん、動物たちのうんちはどんな感じだろう? ネズミの兄弟たちは、そんなうんちの話を夢中になって続けます。
動物園へ着いたとき、パパネズミが子どもたちに真剣な顔で「うんちとは何か」を教えます。どんなうんちもみんな同じで、肥料になって役に立つんだ、と語りかけるのですが……その瞬間、何かが起こります。
カラフルで楽しいイラストと、自由奔放なネズミ兄弟がとても愛らしい一冊。うんちをテーマに、くすっと笑えるだけでなく、ちょっぴり学びもある内容です。臭くない(?)ユーモアたっぷりのうんち絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちが大好きな「うんち」というテーマを通じて、自然界の循環や命のつながりを楽しく学べる教材として活用できます。宇宙飛行士や動物たちのユニークなうんちのイメージを描きながら、子どもたちの想像力を刺激し、笑いとともに興味を引き出します。子どもたちはネズミ兄弟と一緒に「うんちってどんなもの?」という親しみやすい疑問を持ちながら、楽しく話題を広げられるでしょう。
さらに、物語の中でパパネズミが語る「うんちが肥料として役立つ」というメッセージは、環境教育の入り口としても非常に有用です。普段は「汚い」と思われがちなものが自然界では大切な役割を果たしていることを伝えることで、子どもたちに物事を多面的に見る視点を育むことができます。幼稚園や保育園での環境教育の一環として、また小学校低学年での理科や生活の授業にも取り入れやすい内容です。
イラストがカラフルで親しみやすいため、絵本を読み聞かせながら視覚的にも楽しめます。また、読み終わった後に「自分たちが知っている動物のうんちはどんな形?」や「うんちが変わるとどんなことが起こる?」といった問いかけをすることで、さらに深い学びにつなげることができます。親子で楽しむだけでなく、教育の現場でも役立つ一冊です。