
【絵本】だれだと おもう? コンコン、ばぁ~!
内容説明
おばけちゃんが、おかしを持ってやってきました。さて、そのおかしは誰のところへ届けるのでしょう?「コンコン」とドアをノックしてみると、ドアの向こうに誰かが待っています。
ドアを開ける前に、絵に隠されたヒントを見つけて、誰がいるのか想像してみましょう。この絵本では、ページをめくりながらお話しを楽しむことができます。
そして、最後のドアを開けると、なんとそこには鏡が!楽しい仕掛けが詰まった、ワクワクする絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの好奇心や観察力を育むのにぴったりの教材です。まず、おばけちゃんが「おかしを誰に届けるのか」を考える過程で、子どもたちは絵の中に隠されたヒントを探すことで注意深く観察する力を養うことができます。また、このヒントを基に「次は誰が出てくるのか」を想像することで、論理的思考や推測力を自然と身につけることができるでしょう。
さらに、ドアを開ける動作を通じて、子どもたちは物語の展開を自分の手で体験する楽しさを味わえます。このようなインタラクティブな仕掛けは、子どもたちの興味を引き出し、集中力を高める効果があります。そして最後に鏡が登場する驚きの仕掛けは、「自分もお話の一部なんだ」という感覚を子どもに与え、自己肯定感や想像力を広げるきっかけとなるでしょう。
この絵本を保育園や幼稚園、小学校で活用する際は、子どもたちと一緒に「次は誰だと思う?」と問いかけながら進めると、コミュニケーション能力の向上にも繋がります。また、親子で楽しむ場合は、子どもの答えに共感しながら進めることで、親子の絆を深めるツールとしても役立ちます。読み聞かせだけでなく、観察や推測、そして驚きと発見を通じた学びの場としても有効な一冊です。