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BOOK

【絵本】たかのびょういんの でんちゃん

タイトル 【絵本】たかのびょういんの でんちゃん
著者 ,
出版年月日 2018/01/31
判型 A4変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,,,
ISBN 9784265802357

内容説明

30年前、とある病院にやってきたディーゼル発電機の「でんちゃん」。長い年月を経て少し古びたその体は、今も病院の大切な一部として働き続けていました。

ある日、大地震と津波が発生し、病院は深刻な停電の危機に陥ります。そんな中、でんちゃんは自分の力を振り絞り、懸命に発電を始めます。どんなに古くなっても、病院を支えるために、でんちゃんは5日間休むことなく電気を送り続けたのです。

この絵本は、実際にあった出来事をもとに描かれた物語。でんちゃんの献身と頑張りが、読む人の心を温かくしてくれる一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本「でんちゃん」は、命を守るために働き続けた発電機の姿を通して、「責任感」や「役割の大切さ」を学べる作品です。子育て世代の親や教育者にとって、子どもたちに物事の真価や感謝する心を伝えるのに最適な教材です。物語の中で、でんちゃんが古びた体ながらも使命感を持って働く姿は、子どもたちに「見た目や年齢ではなく、行動が大切」という価値観を教えます。

また、地震や停電という実際に起こり得る災害を題材にしているため、防災教育の切り口としても活用できます。お話を通して「電気がなくなると生活がどうなるか」「災害時にどう行動するべきか」を考えるきっかけを提供できるでしょう。さらに、でんちゃんの働きぶりには感謝の気持ちを育む要素があり、日常の当たり前に目を向ける大切さを伝えることができます。

読み聞かせをする際には、でんちゃんの気持ちや病院の状況を想像しながら語りかけると、子どもたちにも物語がより身近に感じられるはずです。この絵本を通じて、思いやりや感謝、そして困難に立ち向かう勇気を子どもたちと一緒に学んでみてはいかがでしょうか。