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BOOK

【絵本】ずるいコウモリ

タイトル 【絵本】ずるいコウモリ
著者 ,
出版年月日 2017/02/15
判型 B5
ページ数 24ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784265085576

内容説明

鳥の一族と獣の一族が互いに争いを繰り広げていました。それを見ていたコウモリは、どちらが有利かを見極めながら行動を変えます。鳥が優勢なときは鳥の仲間として振る舞い、獣が強いときは獣の味方になります。

そのように状況に応じて立場を変えながら、コウモリはうまくやり過ごしていきます。しかし、この行動がどのような結末をもたらすのか…。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、状況によって立場を変えるコウモリの姿を通じて、子どもたちに「誠実さ」や「一貫性」の大切さについて考えさせるよい教材です。物語の中で、コウモリが鳥と獣の間を行き来する様子は、日常生活でのグループ間の関わり方や、困難な状況での行動選択を考えるきっかけとなるでしょう。また、コウモリの行動がもたらす結末からは、自分の選択が他者との信頼関係にどのような影響を与えるかというテーマが伝わります。

子育てや教育の現場では、子どもたちにこの物語を読んだ後、「コウモリの行動をどう思うか?」や「もし自分がコウモリだったらどうするか?」といった問いかけをすることで、物事の善悪や行動の結果について深く考えさせることができます。また、グループ活動や友達関係での具体的な場面を挙げて、「自分ならどう行動するか」を話し合う機会を設けると、より実生活に結びつけて学びを深めることができます。

さらに、この絵本は「相手の立場を理解すること」と「自分の信念を貫くこと」のバランスについても触れています。親や教師が一緒に物語を読み進めながら、子どもたちと対話を重ねることで、単なる読み聞かせ以上の価値を引き出すことができるでしょう。