【絵本】こころやさしいワニ
| タイトル | 【絵本】こころやさしいワニ |
|---|---|
| 著者 | アントン・ジョナータ・フェッラーリ,さとう のりか,ルチーア・パンツィエーリ |
| 出版年月日 | 2012/09/14 |
| 判型 | A4変 |
| ページ数 | 24ページ |
| 出版社 | 岩崎書店 |
| 対象年齢 | 3歳,4歳,小1,小2 |
| ISBN | 9784265850297 |
内容説明
子どもたちが大好きで、いつも一生懸命働く心優しいワニが主人公のお話です。昼間は絵本の中に隠れ、家族が眠りにつく夜になると、せっせと家の掃除や片付けをこなします。
ところが、ある夜、家族にその姿を見られてしまい、大騒ぎに発展します。その後、ワニがどのように家族と向き合うのか、ユーモアたっぷりに描かれたイタリアの絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、家事を通じた他者への思いやりや助け合いの大切さを子どもたちに自然と伝えることができる作品です。主人公のワニが一生懸命働く姿は、子どもたちに「誰かのために行動すること」の価値を身近な形で教える良いきっかけとなります。家庭や教室で読み聞かせをする際には、「ワニがどうして夜に働いていると思う?」や「自分ならどんな助けができるかな?」といった質問を投げかけることで、子どもたちが考える力を育むことができます。
また、家族との関係性が描かれている点は、親子の会話やクラスメート同士のコミュニケーションを深める素材としても活用可能です。特に、ワニが家族に見つかってしまう場面は、驚きやユーモアを通じて、他者との向き合い方や受け入れ方について話し合う絶好の機会を提供します。子どもたちが物語に共感し、自分の日常に置き換えて考えることで、社会性や感受性を育てる手助けとなるでしょう。
さらに、ワニが絵本の中に隠れるというユニークな設定は、創造力を刺激する要素でもあります。「他の絵本の中にもこんなキャラクターがいるかも?」と想像を膨らませる活動を取り入れることで、読書への興味を高めることができます。この絵本は、楽しみながら学びを得る、知育に最適な一冊です。
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