
【絵本】ケーキたべよっ!
内容説明
ケーキが大好きな双子の女の子が登場します。「ケーキを10個も食べたい!」と声をあげる子に、「私は大きなケーキを1個だけ、小さくして一口で食べたいな」と答える子。それぞれの願いがどんどんかなっていく、不思議で楽しい物語です。
次々と展開される二人の夢は、読んでいる人をワクワクさせてくれるはず。ケーキをめぐるふたごの冒険を描いた、甘くて楽しい絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、双子の女の子がそれぞれ異なる願いを抱きながらケーキをめぐる冒険を描いており、創造力や表現力を育む絶好の教材です。まず、子どもたちが物語を楽しみながら「どんなケーキが食べたい?」と自分の理想やアイデアを想像することで、自己表現力や発想力を鍛えることができます。また、双子の願いの違いを通じて「人それぞれ好みや考え方が違う」という多様性の理解を自然に促せる点も魅力です。
さらに、物語に出てくる「数」や「大きさ」といった要素を使い、数の概念や比較の学びに発展させることも可能です。「10個のケーキと1個の大きなケーキ、どちらが多い?」という質問を投げかけることで、子どもたちに数量や形の違いを考えさせるきっかけを作れます。具体的に紙や粘土でケーキを作るアクティビティと組み合わせれば、手先を使った知育遊びとしても活用できるでしょう。
また、双子の冒険を通じて、協力や共有の大切さを伝えることもできます。保護者や先生が一緒に読み進めながら、子どもたちに「お友達と夢を共有したらどんな楽しいことが起こるかな?」と問いかけることで、コミュニケーションやチームワークの意識を育むきっかけになるでしょう。楽しい物語に基づきながら、さまざまな学びを引き出せる一冊です。