
【絵本】クリスマス・イブのねがいごと
タイトル | 【絵本】クリスマス・イブのねがいごと |
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著者 | サラ・マッシーニ,トレーシー・コーデュロイ,服部 理佳 |
出版年月日 | 2020/11/30 |
判型 | その他・規格外 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才 |
ISBN | 9784265851768 |
内容説明
クリスマス・イブの夜、寂しくひとりで過ごすねずみくんは、夜空に輝くお星さまにそっと願いごとをします。その頃、外ではサンタさんが道に迷ってしまい、困っていました。
そんな中、ねずみくんが受け取ったのは、心温まる贈り物。それは、ただのプレゼントではなく、一緒に喜びを分かち合える友だちとの出会いでした。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、クリスマスを通じて「思いやり」や「助け合いの大切さ」を伝える内容が魅力です。子育てや教育の場で活用する際には、ねずみくんが願いを込める場面や、サンタさんが困っている場面をきっかけに、子どもたちと「困っている人にどう手を差し伸べられるか」を話し合ってみるとよいでしょう。物語を通じて、相手の気持ちを想像する力や共感の心を育むきっかけとなります。
また、ねずみくんが友だちと出会うシーンでは、「一緒に喜びを分かち合う」ことの素晴らしさが描かれています。この部分を読んだ後、子どもたちに自分がうれしかった出来事をシェアし合う時間を作ると、互いにポジティブな感情を共有でき、クラスや家庭内の絆が深まるでしょう。さらに、クリスマスという特別な季節の中で「贈り物の本当の意味」を考える機会としても活用できます。
全体を通して、やさしさやつながりがテーマとなっているため、幼児から小学生まで幅広い年齢層に対応可能です。読み聞かせの際は、登場人物の気持ちに寄り添うように語りかけたり、子どもたちと感想を共有したりすることで、より深い学びを引き出せるでしょう。