
【絵本】きょうはおうちで いちごがり
内容説明
たっくんは、今日は保育園をお休みすることに。すると、まくら元には「いちごがりしょうたいけん」のカードが置かれていました。不思議なカードを手に、たっくんはバスに乗っておでかけの準備をします。
実は、おうちの中で楽しめる特別ないちご狩りが始まるのです。身近な場所を使った創意工夫で、たっくんの一日がワクワクにあふれたものに変わっていきます。
絵本には、おうち時間を楽しくするためのアイデアがたくさん詰まっています。さらに、親子で楽しめるおやつレシピもついているので、読んだ後も一緒に楽しめること間違いなしです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、日常の身近な場所を舞台にした創意工夫を通じて、子どもの好奇心や想像力を豊かに育む素晴らしい教材です。例えば、たっくんが体験する「おうちいちご狩り」は、普段の家庭環境を活用して特別な体験を生み出す方法を親子で学ぶきっかけとなります。保護者が絵本を読み聞かせる際に、「これを家でもやってみようか」と具体的な提案をすることで、子どもが主体的に遊びや学びを楽しむ姿勢を育むことができます。
また、本作に登場する創意工夫のアイデアは、保育士や幼稚園、小学校の先生にとっても参考となる内容が詰まっています。特別な道具を用意しなくても、身近な環境を活かして子どもたちが楽しめる体験型の活動を考案するヒントとして活用できます。例えば、室内で季節ごとのイベントを再現したり、道具作りを子どもたちと一緒に行うことで、協力や発想力を促進できます。
さらに、絵本に付属するおやつレシピを親子やクラスの活動に取り入れることで、食育にもつなげられる点は見逃せません。作る過程では、料理の楽しさや達成感を味わい、完成したおやつを一緒に食べる時間が絆を深める貴重なひとときとなるでしょう。この絵本は、楽しみながら学びの幅を広げるきっかけとして、家庭や教育現場で大いに活用できる一冊です。