
【絵本】おやすみ、ミユキ
タイトル | 【絵本】おやすみ、ミユキ |
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著者 | セング・ソウン・ラタナヴァン,ロクサンヌ=マリ・ガリエズ,桜庭 一樹 |
出版年月日 | 2019/11/30 |
判型 | A4変 |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 3、4才,一般,中学生,小学校中学年,小学校低学年,小学校高学年 |
ISBN | 9784265851584 |
内容説明
ミユキが楽しく遊んでいると、おじいちゃんが「そろそろ寝る時間だよ」と声をかけます。でもミユキは「まだやることがあるの」と、なかなか寝る準備をしようとしません。そんなミユキとおじいちゃんのやりとりが繰り広げられる、ほほえましいベッドタイムストーリーです。
フランスで生まれたこの絵本は、和の雰囲気を感じさせるキュートなデザインが特徴的。翻訳は直木賞作家の桜庭一樹さんが手がけており、親子で楽しめる優しい作品に仕上がっています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、親子のコミュニケーションや子どもの生活習慣の形成に役立つ教材として活用できます。物語の中心は、寝る時間になってもまだやりたいことがあるというミユキと、それを優しく見守るおじいちゃんのやり取り。子どもが陥りやすい「もう少しだけ」という気持ちに寄り添いながら、自然と「就寝準備の大切さ」を学ぶきっかけを提供します。読み聞かせる際には、「ミユキの気持ち、分かる?」と問いかけたり、「おじいちゃんはどうして声をかけたのかな?」と会話を挟むことで、親子や先生と子どもの間で考えを共有しやすくなるでしょう。
また、フランス発の絵本ながら日本的な「和」の要素が感じられるデザインや、桜庭一樹さんによる優しい翻訳は、子どもたちに親しみやすい雰囲気を与えます。こうしたビジュアルや言葉の温かさは、絵本が初めての子どもにも安心感を与え、集中して楽しむ助けになるでしょう。さらに、読み終わった後には「みんなが寝る前にやりたいことは何?」といった話題で話を広げることで、子どもの自己表現力や会話力を引き出すことも可能です。
この絵本は、単なる物語として楽しむだけでなく、親子や先生と子どもの交流を深め、生活習慣を学ぶ機会を与える素晴らしいツールとなるでしょう。