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BOOK

【絵本】おばけのしかえし

タイトル 【絵本】おばけのしかえし
著者 ,
出版年月日 2022/11/30
判型 A4変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢 ,
ISBN 9784265081868

内容説明

お殿様からおばけ退治を命じられた豪傑が、大入道やばけねこといったおばけたちを次々と倒していきます。毒グモも退治されてしまったとき、彼らの中で立ち上がったのは、なんと毒グモの子どもでした。

「おばけのきもだめし」から8年の時を経て登場したこの絵本は、その続編ともいえる物語です。前作で肝試しに挑んでいた子どもたちが、今回も元気いっぱい活躍します。おばけ退治にやってきた豪傑に対し、大人のおばけたちはなす術もありません。果たして、豪傑に立ち向かえるおばけは現れるのでしょうか?

力強い絵が物語を一層引き立てる、迫力満点のエネルギッシュなおばけ絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、豪傑とおばけたちの対決を描いた物語を通して、勇気や知恵、そして逆境に立ち向かう力を学べる作品です。まず、お殿様に命じられたおばけ退治のシーンでは、強い者が弱い者を圧倒する構図が描かれますが、毒グモの子どもが立ち上がる展開は、読者に「小さくてもできることがある」「諦めない心が大切」というメッセージを伝えます。子どもたちにとって、自身の力を信じることの大切さを考えるきっかけとなるでしょう。

また、物語で描かれるおばけたちは、一見怖そうに見えますが、ユーモラスで親しみやすいキャラクターばかりです。これにより、子どもたちは「怖いもの」に対する抵抗感を和らげながら、未知のものに挑む楽しさを体験できます。保育や授業の場では、物語を読み聞かせた後に「もし自分がおばけだったらどうする?」といった想像力を引き出す質問を投げかけると、創造性を育むことができるでしょう。

さらに、この絵本の力強い絵は、物語の迫力を高めるだけでなく、視覚的な刺激を通じて子どもたちの集中力や観察力を養います。子どもたちと一緒に、絵の中に隠れた細かな要素を探してみる活動を取り入れることで、楽しみながら視野を広げることができます。この絵本は、遊びの中で多くを学べる教材として最適です。