
【絵本】おにぎり ころころ
内容説明
おにぎりがころころ転がっていきます。そのあとを追うように、ミニトマトがついてきた!次にやってきたのはミートボール、うずらのたまご、たこの形をしたウインナー、そしてブロッコリー。いったいどこまで行くのかな?
写真に映るおにぎりや食べものたちはどれもおいしそうで、思わず手を伸ばしたくなるよう。赤ちゃんから幼児まで楽しめる、食べものがテーマのかわいい絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、食べものをテーマにした物語で、幼い子どもたちにとって親しみやすい内容です。おにぎりをはじめとする身近な食材が次々と登場し、それぞれが転がっていく様子を追うことで、子どもたちは自然と「観察力」や「順序立てて物事を考える力」を養うことができます。保育園や幼稚園では、読み聞かせの時間に利用し、食べものの名前や形について話し合うきっかけ作りとして活用できます。
また、食材の色や形に注目することで、色彩感覚や形状認識力を育むことも可能です。たとえば、「赤いミニトマトはどれかな?」や「丸い形をしている食べものはどれ?」といった質問を投げかけることで、子どもたちの興味を引き出しながら楽しく学ぶことができます。さらに、登場する食材が日本の家庭で馴染みのあるものばかりなので、親子で食卓について話すきっかけにもなります。
小学生には、物語の流れをヒントにして、「お弁当の具材で同じようなお話を作ってみよう!」という創作活動に挑戦させるのも良いでしょう。これにより、想像力や文章力の育成が期待できます。子どもたちが親しみやすい内容と写真で構成されているため、楽しみながら学びを深められる一冊です。