
【絵本】おたんじょうび、おことわり?
内容説明
今日はクマの誕生日。でも、クマはプレゼントもパーティも大の苦手。誕生日なんて、できればなかったことにしたいくらいです。
そんなクマのもとに、ネズミがやってきます。さて、このネズミの登場で、クマの誕生日はどうなるのでしょうか?
クマが本当に好きなものって何だろう?心があたたかくなる、思わず笑顔になれる楽しい絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、誕生日が苦手なクマと、そんなクマを想うネズミの物語を通して、相手の気持ちに寄り添う大切さや、本当に大事なものは何かを考えるきっかけを与えてくれます。子育てや教育現場では、子どもたちに「思いやり」や「人それぞれの個性」を伝える際に最適な教材となるでしょう。
まず、この絵本を読み聞かせる際には、子どもたちに「みんなは誕生日が好き?」「もし苦手な子がいたらどうする?」と問いかけ、誕生日の楽しさだけでなく、苦手な子どもの気持ちにも目を向けるきっかけを作ると良いでしょう。また、物語の中でクマが本当に好きなものを探し出す過程を通じて、子どもたちに「自分や友達が心から喜ぶこと」を考える時間を提供できます。
さらに、ネズミの行動は「自分だけでなく、誰かのために何かをする」という行動のモデルとして活用できます。絵本を読んだ後に、クラスや家庭で「誰かを笑顔にするアイデア」を出し合う活動を取り入れると、実践的な思いやり教育に繋がります。クマとネズミの心温まるストーリーをきっかけに、子どもたちが相手を思いやる心や、自分らしさを大切にする価値観を学ぶ機会を作ってみてください。