
【絵本】オオカミから犬へ! 人と犬がなかよしなわけ
タイトル | 【絵本】オオカミから犬へ! 人と犬がなかよしなわけ |
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著者 | ハドソン・タルボット,真木文絵 |
出版年月日 | 2016/12/31 |
判型 | A4変 |
ページ数 | 40ページ |
出版社 | 岩崎書店 |
対象年齢 | 小学校中学年,小学校低学年 |
ISBN | 9784265850983 |
内容説明
犬は人間にとってかけがえのない友だち。たくさんの種類がいるけれど、実はすべての犬の祖先はオオカミだということをご存じですか?
この絵本は、人間と犬の関係がどのように始まり、深まっていったのかをやさしく教えてくれます。はるか昔、まだ人類が狩りをしながら暮らしていた時代、オオカミと人間はどのようにしてお互いを必要とし、絆を築いていったのでしょうか?
オオカミが犬へと進化していく過程をたどりながら、両者の出会いと歴史を想像豊かに描き出します。読者の心を引き込むこの物語は、ニューヨークタイムズの書評でも取り上げられた、注目すべき一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、犬と人間との関係の起源や進化の過程をわかりやすく描いており、知育や教材として多くの可能性を秘めています。まず、子どもたちに動物や自然に対する興味を育むきっかけになります。「犬の祖先がオオカミだった」という意外性のある事実は、子どもたちの好奇心を刺激し、さらに「なぜ犬は人間と仲良くなったのか」という問いを通じて、考える力を養うことにもつながります。
また、この絵本は、人間と動物が協力し合うことで生まれる絆の大切さを伝えています。保育園や幼稚園では、動物との関わりをテーマにした活動や話し合いの導入として活用できます。例えば、犬を題材にした工作やお絵かきを行ったり、「自分が動物だったらどんなふうに人間と仲良くするか」を想像して絵本の続きを考えたりするアクティビティを通じ、子どもたちの創造力を伸ばすことができるでしょう。
さらに、絵本の物語は歴史的な背景にも触れており、小学生向けには社会科や歴史の学びの導入としても効果的です。人類が狩猟生活をしていた時代や動物の進化について学ぶ際、この絵本を読むことで興味を持ちやすくなるでしょう。ニューヨークタイムズでも取り上げられた注目の一冊として、大人自身も読み聞かせを通じて新たな知識を得られる点も魅力です。