
【絵本】おイモだ、ほい!
内容説明
野ネズミのお母さんと子どもたちは、おイモを掘りに出かけました。そんな中、一番小さなチョロは、嬉しくなっておイモにかじりついていました。
ところがそこへ、「おひさまえん」の園児たちがおイモ掘りにやって来ます。慌てて逃げる野ネズミたちですが、チョロだけが間に合わず、なんと先生のリュックのポケットに入り込んでしまいました。
こうしてチョロは、そのまま園児たちと一緒に「おひさまえん」へ行くことに。小さなチョロの、思いがけない冒険が始まります!
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの好奇心や冒険心を育む教材として活用するのに最適です。物語の中で、野ネズミのチョロが冒険に巻き込まれる様子を通して、子どもたちは「未知の世界に飛び込む楽しさ」や「困難を乗り越える力」を感じ取ることができます。お話を読み聞かせる際には、子どもたちがチョロの気持ちに共感できるよう、セリフや状況を感情豊かに伝える工夫をしてみてください。
また、物語の背景には、自然との触れ合いや季節の行事(おイモ掘り)といったテーマが含まれているため、読み終えた後に実際のおイモ掘り体験や自然観察を取り入れると、学びがさらに深まります。例えば「おイモ掘りでどんな生き物を見つけたことがある?」と問いかけることで、子どもたちの記憶や経験を引き出すこともできます。
さらに、物語の展開に注目して「チョロはなぜリュックに入り込んだの?」「もし自分がチョロだったらどうする?」といった質問を投げかけると、子どもたちの想像力や問題解決力を刺激することができます。学びの場において、物語を楽しむだけでなく、そこから広がる対話や体験を大切にすることで、子どもたちの知的好奇心をさらに引き出せるでしょう。