【絵本】えほん よんで どこへいきたい？

内容説明

モモは、おかあさんのひざの上で絵本を読んでもらう時間が大好きです。絵本の中では、どんな不思議な世界へも飛び込めるし、どんな人にでもなれるからです。

ところが、ある日おかあさんのお腹に赤ちゃんがいると知ります。モモの心にはどんな思いが浮かぶのでしょうか？

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもが家族の変化や新たな環境に直面する際の心の動きを丁寧に描いています。そのため、知育や教材として活用する際には、子どもの感情理解や共感力を育むことを目的にすると効果的です。例えば、読み聞かせの場面では、主人公のモモがどのような気持ちになったのか、子どもたちに問いかけてみるとよいでしょう。同じような経験を持つ子どもがいれば、自分の気持ちを言葉にする練習にもなります。

また、赤ちゃんが生まれることで家庭の中で役割が変わることをテーマに、兄弟姉妹がいる家庭での話し合いのきっかけとしても活用できます。絵本の内容を通じて「赤ちゃんが来たらどんなことが楽しみ？」「お兄さんやお姉さんとしてどんなことができそう？」と問いかけることで、ポジティブな視点を育むことができます。

さらに、この絵本は「絵本を読む時間の大切さ」を示している点も魅力的です。保護者や先生が子どもと一緒に絵本の時間を楽しむことで、安心感や絆が深まることを伝える教材としても活用できます。大人が子どもとの時間を意識的に作り出す大切さを考えるきっかけにもなるでしょう。