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BOOK

【絵本】うみさちひこ やまさちひこ

タイトル 【絵本】うみさちひこ やまさちひこ
著者 ,
出版年月日 2021/11/30
判型 A4変
ページ数 32ページ
出版社
対象年齢
ISBN 9784265088447

内容説明

日本の美しい神話をやさしい言葉で紡ぐ、ふしみみさをの文章と、フランスの画家ポール・コックスによるイラストが響き合う絵本シリーズ。國學院大學の谷口雅博先生の協力のもと、小学校低学年から楽しめる一冊です。

シリーズ第4巻『うみさちひこ やまさちひこ』では、海で魚を捕る兄・海幸彦と、山で狩りをする弟・山幸彦の物語が描かれます。ある日、兄弟は役割を入れ替えようと道具を交換します。海幸彦が山へ行き、山幸彦が海へ向かうのですが、山幸彦は海で兄の大切な釣り針をなくしてしまい…。

兄弟の絆や、失ったものを取り戻そうとする山幸彦の冒険が、神話ならではの神秘的な世界の中で展開されます。伝統的な物語をやさしく語り継ぐ一冊です。

知育や教材で活用する際のポイント

『うみさちひこ やまさちひこ』は、日本の神話をやさしい言葉でまとめた絵本で、子どもたちに日本の文化や価値観を伝える教材として最適です。この物語には、兄弟の絆や努力、責任を感じて行動する姿が描かれており、子どもたちに「約束を守る大切さ」や「失敗から学ぶこと」を教える絶好の題材となります。

例えば、山幸彦が釣り針をなくしてしまった場面では、困難に直面したときにどう行動するべきかを考えるきっかけになります。親や先生は、読み聞かせの際に「もし自分が山幸彦だったらどうする?」と問いかけ、子どもたちの考えを引き出すディスカッションを行うと、問題解決力や想像力を育むことができるでしょう。

また、ポール・コックスの鮮やかなイラストは、物語の神秘的な雰囲気を引き立て、子どもたちの興味を引きつけます。絵を見ながら、海幸彦と山幸彦の違いや物語の舞台について話し合うことで、自然や環境、古代の生活への興味を広げることもできます。

さらに、この絵本は小学校低学年向けにわかりやすく書かれているため、自宅や学校での読み聞かせだけでなく、国語の授業や道徳の時間にも活用できます。日本の伝統的な物語を楽しみながら学べるこの一冊は、子どもたちの心に残る貴重な体験を提供してくれるでしょう。