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BOOK

【絵本】ありがとう

タイトル 【絵本】ありがとう
著者
出版年月日 2002/07/30
判型 A5変
ページ数 22ページ
出版社
対象年齢 ,,,,
ISBN 9784265031634

内容説明

にゃんたはおばあちゃんからおやつをもらいました。でも、なぜか嬉しい気持ちにはなれず、黙ったまま外へ出てしまいます。

どうして素直に「ありがとう」が言えなかったのか、自分でもよくわからないにゃんた。本当の「ありがとう」について考え始める物語です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、感謝の気持ちを素直に表現することの大切さや、感情を言葉にする難しさをテーマにしています。子育て世代の親や教育現場で活用する際には、子どもが「ありがとう」という言葉の意味を深く考えられるよう促す良い教材となります。にゃんたが感じた「嬉しいはずなのに言えない」という感情は、多くの子どもが経験するものです。それを物語を通じて疑似体験させることで、子ども自身の気持ちを振り返るきっかけになります。

読み聞かせの際には、にゃんたの感情に寄り添いながら、「どうして『ありがとう』が言えなかったのかな?」と問いかけたり、子どもたち自身の体験を引き出すような会話をすると効果的です。また、物語の中でにゃんたが「本当のありがとう」を考える場面では、子どもたちと一緒に「ありがとうを言うとどんな気持ちになるか」「もらった人や言われた人はどう感じるか」を話し合うことで、感謝の心を育むことができます。

さらに、保育園や幼稚園、小学校の活動として、物語を読んだ後に「ありがとう」をテーマにした絵や手紙を書かせるのもおすすめです。感謝の気持ちを具体的な形にすることで、言葉だけでなく行動を通して伝えることの大切さも学べます。この絵本は、絵と物語の両面で子どもの心に優しく働きかける、知育や情操教育にぴったりの一冊です。