
【絵本】アローハンと羊 モンゴルの雲の物語
内容説明
広大な草原で出会った少女と羊が紡ぐ、優しさと絆の物語。別れの先に待つのは、どんな未来なのでしょう。
春のある日、遊牧民の少女アローハンは、草原に取り残された一匹の子羊を見つけます。親に見捨てられたその子羊をホンゴルと名付け、大切に育てることにしました。以来、ふたりはいつも一緒。やがてアローハンが嫁いだ後も、ホンゴルは彼女の心のよりどころとなるのでした。温かな愛情に包まれた日々と、時の流れがもたらす変化を描いた物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、優しさや思いやりの大切さを子どもたちに伝える絶好の教材です。
主人公アローハンと子羊ホンゴルの絆を通じて、「助け合い」や「愛情を注ぐこと」の大切さが自然に学べます。特に、動物との触れ合いや命の尊さを伝える場面は、子どもたちの心に深く響くでしょう。
また、別れを描く物語の展開は、変化や成長を受け入れる力を育むきっかけにもなります。親子で読み聞かせをすることで、感情を共有し、子どもの感受性を豊かに育てる時間を作ってみてください。