
【絵本】オオムラサキのムーくん
内容説明
春風に乗って、ムーくんの小さな冒険が始まります。エノキの葉を探す旅の先に、どんな出会いが待っているのでしょうか。
日本の国蝶オオムラサキの幼虫、ムーくんは、冬を過ごしていたエノキの枯れ葉ごとふわりと春風に運ばれてしまいます。お腹を空かせたムーくんは、目の前の草や葉をかじってみますが、どれも口に合いません。ムーくんが食べられるのはエノキの葉だけなのです。困り果てたムーくんは、さまざまな虫たちに出会いながら、エノキの木を目指して奮闘します。そして、ついにエノキにたどり着いたムーくん。脱皮をして成長する姿も見逃せません。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、オオムラサキの幼虫ムーくんの冒険を通じて、命の営みや食物連鎖の大切さを伝えます。
子どもたちはムーくんの「エノキの葉だけを食べる」という特徴から、昆虫の生態や自然界のしくみを学べます。また、旅の中での出会いや困難は、挑戦する心や成長の大切さを教えるきっかけになります。
読み聞かせや自然観察の導入教材としても活用でき、親子やクラスで話し合いを広げる良い機会になります。