
【絵本】ハナノマチ
内容説明
山の自然に囲まれた村で暮らす少女フォルワは、花たちが交わす会話に耳を傾けるのが何よりの楽しみでした。花の声が広げる世界はどこまでも広がります。
ある日、町からやってきたタンポポが語る「コンクリートのすきま」という不思議な場所の話に心を奪われたフォルワは、花たちを連れて町へ向かう冒険を決意します。村とは違う景色が広がるその地で、フォルワと花たちが目にしたものとは——。ページの隅々まで描きこまれた美しいイラストが、物語の世界をさらに鮮やかに引き立てます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然への興味や観察力を育む教材として最適です。花が交わす会話や自然の描写は、子どもたちに豊かな想像力を与えるでしょう。
また、フォルワが村を出て町へ向かう冒険は、環境の違いを学ぶきっかけになります。都会と自然のコントラストを通じて、身の回りの環境を見つめ直す力を育てられます。
美しいイラストは感性を刺激し、親子やクラスで一緒に物語の世界を楽しむ時間を作れるでしょう。読み聞かせや自由研究にもおすすめです。