
【絵本】すきま地蔵
内容説明
ビルのすきまに閉じ込められたお地蔵さん一家。その困った状況を助けるため、少年が町を駆け回ります。そこにはどんな物語が待っているのでしょう。
ある日、ビルの間に挟まれ動けなくなってしまったお地蔵さんたち。すると、少年の「ぼく」に助けを求めて、いろいろなお願いをします。お地蔵さんたちのために、ぼくは町中を巡りながら次々と頼まれごとをこなしていきます。果たしてお地蔵さん一家を無事に助けられるのでしょうか?少年の奮闘と、町の中で出会う人々との交流が描かれた心温まる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、困難に立ち向かう勇気や他者への思いやりを学ぶ絶好の教材です。少年が「助けたい」という気持ちで行動し、町の人々と協力する姿は、子どもたちに共感や協力の大切さを伝えます。
また、物語の中で描かれる町の様子や人々の交流は、地域社会のつながりを考えるきっかけにもなります。読み聞かせを通じて、子どもたちと一緒に「困っている人がいたらどうするか」を話し合ってみましょう。