
【絵本】だから 走るんだ
内容説明
秋の風が吹くと、島の人々は走り始める。なぜそこまでして走るのだろう?少年の視点から、その理由が紡がれていく物語。
小さな島では、毎年秋にマラソン大会が開かれる。今年は兄が初めて参加し、主人公の少年は学校新聞の取材を担当することに。レース当日、島中が大会一色に染まる中、ランナーたちは海沿いの道を懸命に走っていく。疲れ果ててもなお前を目指す姿を目にし、少年はなぜ人は走り続けるのか考え始める。そして、兄がゴールする瞬間に涙を流し、マラソンの魅力を深く感じる。少年の視線を通じて、走ることの意味や人々の思いに気づかされる絵本。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、走ることを通じて挑戦や努力、達成感の大切さを伝える物語です。子どもたちにとって、主人公の少年の視点でマラソンを体験することで、他者を応援する喜びや、目標に向かって努力する価値を学ぶ良い機会となります。
読み聞かせでは、なぜ人は走るのか、どのような気持ちで挑むのかを子どもたちと一緒に考えると良いでしょう。また、実際に短いランニングや運動を取り入れることで、物語の世界観を体験しやすくなります。