
【絵本】まちの ひろばの どうぶつたち
内容説明
町の広場で自由にすごす動物たち。そんな彼らが出会ったのは、ひとりの男の子でした。
ある町の広場には、5匹の動物たちが暮らしていました。毎朝、日の出とともに目を覚まし、だれかを手伝ったり、ちょっとしたいたずらをしたり、のんびりした日々を送っていました。でも、広場の仲間だけではどこか物足りなさを感じていたのです。それもそのはず、動物たちの存在をだれも知りませんでした。そんなある日、ひとりの男の子と出会ったことで彼らの毎日は少しずつ変わり始めます。自分を見つけてくれる存在がいる喜びを描いた心温まる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、動物たちと男の子の出会いを通じて、「他者とのつながり」や「自己肯定感」の大切さを教えてくれます。
読み聞かせでは、動物たちの気持ちに寄り添いながら進めると、子どもたちが感情移入しやすくなります。また、物語の後に「自分を見つけてくれる人は誰?」と問いかけることで、家族や友達の存在を改めて感じられるでしょう。
さらに、この絵本は子どもたちの共感力を育む教材としても活用できます。動物たちの変化に注目させることで、心の成長について考えるきっかけを作りましょう。