
【絵本】くまくまパン
内容説明
くまさんとしろくまさんが作るパンの香りは、今日も森中に広がります。でも、ふたりの間にちょっとした事件が起きてしまい…。
パン屋を始めたくまさんとしろくまさん。くまさんはあんパン、しろくまさんはカレーパンが得意で、お店はたちまち大人気に。しかし、「どちらのパンが一番おいしい?」という質問にふたりは譲らず、ついにはお店を閉めてしまいます。そんな中、心配した動物たちが集まり、かばの王様が助けに!パンをめぐる騒動がどう決着するのか、楽しい展開に目が離せません。劇を観ているようなユニークな物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、「協力」や「譲り合い」の大切さを楽しく学べる内容です。くまさんとしろくまさんの対立を通じて、子どもたちに感情の共有や解決方法を考えさせるきっかけになります。
また、パン作りというテーマは食育にもつながり、活動として実際にパンを作る体験を組み合わせるとさらに理解が深まります。
読み聞かせでは、登場キャラクターのセリフを工夫することで、子どもたちの興味を引きつけ、物語に引き込むことができます。