
【絵本】なべぶぎょう いっけんらくちゃく
内容説明
なべのぶぎょうが見守る江戸の町。今日もその鍋から、知恵とあたたかさがあふれ出します。
江戸の町に住む、頭が鍋の形をしたぶぎょうは、鍋の煮え具合を見ながら、次々と事件を解決する名手です。ある日、空腹の旅人がうなぎ屋の火で餅を焼いて食べたところ、うなぎ屋が代金を請求。これをどう裁くのか?時代劇「大岡越前」と世界の民話をもとにしたユーモラスな物語を、温かみのある絵とともに楽しめます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、江戸時代の知恵や人情を通じて、子どもたちに物事の公平な見方や問題解決の大切さを教える教材として最適です。
物語のユーモアと温かみのある絵が、子どもたちの想像力を刺激します。また、旅人とうなぎ屋のやり取りを通じて、対立や価値観の違いをどう解決するかを考えるきっかけを与えます。
保育や授業では、読み聞かせ後に「もし自分だったらどうする?」と問いかけ、子どもたちの意見を引き出す活動にも活用できます。