
【絵本】7月12日
内容説明
7月12日は、ゆみにとって特別な日。でもその日は、ちょっと思いがけない展開を迎えます。
誕生日を迎えたゆみは、友だちの田中くんと長谷川くんを家に招いてお祝いをしました。楽しい時間を過ごしていたはずが、公園で遊んでいる途中で二人がけんかを始めてしまいます。気まずい気持ちで家に帰ったゆみが、お母さんに「田中くんと長谷川くん、どっちが好き?」と問いかけると、返ってきた答えは意外なものでした。この物語は、作者自身の子ども時代の出来事をもとに描かれた、心あたたまる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちの成長に欠かせない「友だちとの関わり方」や「感情の向き合い方」を学ぶ良い教材です。
読み聞かせを通じて、けんかや気まずさといった日常的な場面を子どもたちと一緒に振り返り、相手を思いやる気持ちの大切さを話し合うきっかけになります。
また、親や先生が登場人物の気持ちに寄り添う言葉を使うことで、子どもたちも自然に共感力を育むことができるでしょう。