
【絵本】なんでもモッテルさん
内容説明
嵐の後に、本当に大切なものが見えてくる。モッテルさん一家が気づいたこととは?
モッテルさんは、お金持ちで何でも手に入れることができる人です。広いお屋敷には、美術品や宝石、おもちゃが山のように並んでいました。しかし、ある日突然、強烈な嵐が全てを吹き飛ばしてしまいます。何もかも失ったモッテルさんのもとへ、村の人たちが様子を見にやってきます。その時、彼らが気づいたのは、お金では買えない本当に大切なものの存在でした。この絵本は、豊かな暮らしの中で見落としがちな「心の豊かさ」をそっと教えてくれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物質的な豊かさと心の豊かさの違いを子どもたちに伝える絶好の教材です。
嵐によって全てを失ったモッテルさん一家が村人たちと触れ合いながら「本当に大切なもの」に気づく姿は、子どもたちに共感を呼び起こします。
読み聞かせの後、家族や友達と一緒にいるときの喜びや、助け合いの大切さについて話し合う時間を設けると、心の豊かさを実感する良い機会になるでしょう。