
【絵本】シロのきもち
内容説明
シロは、家族に自分の気持ちを伝えたくてたまらない白い犬。でも、言葉にならないその想いは、どこへ向かうのでしょうか。
シロは、さぶろうさんの家で暮らす心優しい犬。お母さんと買い物に行くとカゴを見て「ワン」と吠えたり、学校帰りのさぶろうに飛びついて「ワンワン」と声を上げたり。何かを伝えたくて必死なシロですが、言葉が通じないため、家族にはその気持ちがうまく伝わりません。シロが大好きな家族に届けたい想いとは何なのでしょう。この物語は、内田かずひろさんのマンガをもとに、枡野浩一さんが心温まる文章で描き出した絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、言葉や表現が未熟な子どもたちの気持ちを理解するヒントとして活用できます。シロの「伝えたいけど伝わらない」姿は、子どもが感情を表現する難しさを象徴しています。
読み聞かせを通じて、子どもの「伝えたい気持ち」に寄り添い、共感力やコミュニケーションの大切さを教える機会にしましょう。また、シロの行動を観察しながら「どんな気持ちかな?」と問いかけることで、子どもたちの想像力を育むことができます。