
【絵本】おこじょへのてがみ
内容説明
小さな手紙が動物たちをつないで、山の向こうへと旅をする。そこにはどんな思いが届くだろう?
夏の山で出会ったおこじょが冬に白い毛になると知り、不思議に思った男の子は手紙を書きます。それをすずめに託すと、すずめは飛び立ちますが、手紙が重くて途中でからすに渡してしまいます。からすも届けられず、どぶねずみへ。どぶねずみは川を越えられず、たぬきへと手渡されます。動物たちが少しずつリレーをしながら、男の子の手紙はおこじょへと近づいていくのです。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもたちに「つながり」や「協力」の大切さを伝える教材として最適です。
手紙が動物たちを経て旅をする様子は、自然界のつながりを学ぶきっかけになります。また、動物それぞれの特徴や役割を知ることで、観察力や好奇心を育むこともできます。
読み聞かせ後には、「自分なら誰に手紙を書きたい?」と問いかけたり、動物リレーをテーマにした工作や劇遊びに発展させると、さらに学びが深まるでしょう。