
【絵本】うみへやまへ
内容説明
車に乗って向かう先は、まだ知らない景色。旅の途中、風や光がささやくように心に響きます。
「ぼく」は家族と一緒に白い車で、父が生まれた海辺の町へ初めて出かけます。牧場や田んぼを抜け、街を通り、大きな橋を渡ると、灯台が見えてきます。一方で、赤い車に乗った「わたし」は、海辺の家から山沿いの家族を訪ねる旅へ。前後どちらからでも楽しめる、ふたつの物語が織りなす絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、旅を通じて「家族」「風景」「感受性」を育む教材として最適です。
親子で読めば、旅の楽しさを共感しながら、自然や景色への興味を引き出せます。ふたつの物語を比べることで、視点の違いや物語の構造を学ぶきっかけにもなります。
また、前後どちらからも読める構成は、子どもの好奇心や想像力を刺激します。保育や授業では、旅の日記や地図作りと組み合わせて活用するのもおすすめです。