
【絵本】きえた権大納言
タイトル | 【絵本】きえた権大納言 |
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著者 | 堀川理万子(ほりかわりまこ) |
出版年月日 | 210/09 |
判型 | |
ページ数 | 32ページ |
出版社 | 偕成社 |
対象年齢 | 小1,小2 |
ISBN | 9784034272206 |
内容説明
姿が見えなくなったら、あなたならどうする? 誰にも気づかれない孤独な冒険が始まります。
権大納言は、鬼に唾をかけられたせいで体が透明になってしまいます。元に戻ろうと必死に飛び跳ねたり叫んだりしますが、周りの人々にはまったく気づかれません。一人ぼっちの状態で、どうしたらこの困難を乗り越えられるのでしょうか? 読み進めるほどに、目に見えない存在の苦しみや孤独が伝わってくる心に響くお話です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「孤独」や「目に見えないものの大切さ」をテーマとしており、子どもたちに共感力を育む教材として最適です。
読み聞かせでは、「もし自分が透明になったらどう感じる?」と問いかけ、子ども自身の意見を引き出しましょう。また、目に見えない存在や感情にも気づく大切さについて話し合う機会を作ると良いでしょう。
さらに、物語を通じて困難に直面したときの工夫や乗り越える力を考えるきっかけにもなります。子どもたちが他者の心情を理解する力を育てられる一冊です。