
【絵本】きょうはそらにまるいつき
内容説明
夜空に浮かぶまんまるい月。どこにいてもその光は誰のもとにも届きます。
夕暮れ時、公園で赤ちゃんが空を見上げると、東の空に大きな丸い月が顔を出しました。バレエ帰りの少女、新しい靴を履いた少年、仕事を終えた親子、ギターを弾く人、家事をするおじいさんとおばあさん。みんなそれぞれの時間の中で、ふと空を見上げてお月さまと出会います。猫たちの集う公園、山の中の熊の親子、海で跳ねるクジラの背にも、優しい月の光が降り注ぎます。そして町の公園では、にぎやかな夜のお祭りが始まります。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、月を通じて自然や人々のつながりを感じる物語です。子どもたちに、世界は広く、誰もが同じ空の下にいるという共通点を教える良い機会になります。
保育や授業では、月の形や光の秘密を話題にすると科学への興味を引き出せます。また、登場する人物や動物の視点を通じて、共感や思いやりを育むこともできます。