
【絵本】ぞろぞろぞろぞろ
内容説明
こいぬのうーたんが手にしたクッキーは、みんなを引き寄せる魔法のよう。優しさの旅の行き先はどうなるのでしょう。
おばあちゃんの家にクッキーを届けることになったうーたん。自分の分のクッキーを持って出発しますが、道すがら「ひとつちょうだい」と友達が次々にやってきます。「おばあちゃんの家でね」と答えるうーたんの後ろに、ぞろぞろと仲間が増えていきます。果たして、クッキーはみんなで分けられるのでしょうか? 道中の発見を楽しみながら、心温まる物語が描かれます。水彩の優しいタッチで表現された世界も魅力的です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「分け合う心」「思いやり」「協力」を学ぶのに最適です。
子どもたちは、うーたんが友達にどう接するかを見て、自分ならどうするか考えるきっかけが得られます。また、最後にクッキーを分け合うことで、協力する喜びや優しさの連鎖を感じられるでしょう。
読み聞かせの際には、登場キャラクターの気持ちを一緒に考えたり、実際に「分け合う」遊びを取り入れると、より深い学びにつながります。