
【絵本】ナマコのばあちゃん
内容説明
のんびりとした日常に、大きな波が立つとき、何が起きるのでしょう?生き物たちの強さとしなやかさが描かれる物語です。
ナマコのばあちゃんは、ゆっくり、気ままに暮らしていました。のんびり食べて、出して、ぐうたらな日々。ところがある日、海底が大きく揺れて、海の中が大混乱に!その中で、ばあちゃんは体をギュッと固くして耐えますが、果たしてどうなるのでしょうか?穏やかな時間が一転、ダイナミックな展開に引き込まれる絵本です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、日常の安らぎと突然の変化を生きる生き物たちの姿を通じて、子どもたちに「困難への向き合い方」や「柔軟性の大切さ」を伝える教材として活用できます。
ナマコのばあちゃんが体を固くして耐える場面は、困難に対する「忍耐力」を学ぶきっかけに。さらに、海の中が揺れる場面は自然のダイナミズムへの興味を引き出せます。
読み聞かせを通じて、子どもたちと「困ったときどうする?」と話し合うことで、感受性や問題解決力を育む良い機会になります。