
【絵本】のっぽのスイブル155
内容説明
忘れられていたブルドーザーが、再び命を吹き込まれ、新たな挑戦へと進みます。復活したその姿が、希望の光を運んでくれる物語です。
2011年3月11日の東日本大震災後、津波で壊れた港や橋を前に、建設機械会社の人々は1台の水陸両用ブルドーザー「スイブル」の修理を決意します。長年使われて傷んでいたスイブルは、14か月の修理を経て見違えるほどの姿に蘇り、2012年の冬に再び活躍の場へ。こうして忘れられていた機械が再び人々の役に立つ物語は、多くの勇気と希望を届けてくれます。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、困難を乗り越え再び立ち上がる姿を描き、子どもたちに「挑戦する勇気」や「希望の力」を教えてくれます。
親子で読む際は、「どんな気持ちで修理を決意したのかな?」など問いかけると、共感力や想像力が育まれます。
また、保育や授業では復活したブルドーザーを例に、物を大切にする心や仲間と協力する大切さを話し合う時間を持つと効果的です。