
【絵本】ピカピカ
内容説明
捨てられた自転車が、新しい命を運ぶ旅に出る。そこには誰かの優しさと希望が詰まっていました。
街の片隅に放置されていた古びた自転車が、小さな女の子に拾われ、自転車屋のおじいさんによって修理されます。やがてその自転車「ピカピカ」は船に乗り、遠いアフリカへ旅立つことに。アフリカでは、助産婦のモシャおばさんがピカピカの到着を待っていました。広い大地を自由に駆け回るピカピカは、モシャおばさんと共に新しい命が生まれる瞬間に立ち会うのです。この絵本は、実際の出来事をもとに長い取材を経て生まれました。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物を大切にする心や再生の喜びを子どもたちに伝える絶好の教材です。
捨てられた自転車が修理され、遠く離れた地で人々の役に立つ姿は、リサイクルや助け合いの大切さを学ぶきっかけになります。
また、アフリカでの命の尊さや、多様な文化への関心を育むことも可能です。読み聞かせ後に子どもたちと感想を話し合うと、理解が深まります。