【絵本】ピアノ

内容説明

音楽がつなぐ記憶と未来。小さなピアノが奏でる、不思議であたたかな物語。

新しい家に引っ越してきたのんちゃんは、留守番中にクローゼットの奥でトイピアノを見つけます。それは、もう会えないお父さんが5歳の誕生日にくれた宝物。ひさしぶりに触れてみると、鍵盤のひとつが鳴らないことを思い出します。それでも、お父さんに教わった「カノン」を弾き始めると、不意に隣の森から同じメロディが響いてきました。音楽が導く心の交流と、新たな発見を描いた優しいお話です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、音楽を通じて記憶や心のつながりを大切にすることを教えてくれます。

親子で読む際には、物語の中で流れる「カノン」を実際に聴いたり、簡単なメロディを一緒に弾いてみることで、子どもの感性を育むきっかけに。

また、幼稚園や小学校では、音楽や絵本の時間に活用し、音楽がもつ不思議な力や心の交流について話し合う時間を作るのもおすすめです。