
【絵本】ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ
内容説明
静かな夜、深い森を走る列車が運ぶのは、自然と人間の未来をめぐる物語。
山あいを進む夜行列車に、動物たちが次々と乗り込んできました。彼らは森や川が壊されていく現状に心を痛め、人間の行いに怒りを滲ませます。彼らの声に耳を傾けるうちに、私たちが忘れかけていた自然の尊さが浮かび上がってきます。動物たちが語るメッセージは、未来を生きるすべての人への大切な問いかけです。ファンタジーの中に深いテーマを秘めた一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、自然と人間の関係について考えるきっかけを与えてくれます。
子どもたちと一緒に読む際は、動物たちの言葉に耳を傾ける場面で「どんな気持ちだったと思う?」と問いかけることで、共感力や想像力を育めます。
また、自然の大切さや環境保護について話し合うことで、子どもたちが身近な自然に関心を持つきっかけにもなります。