【絵本】まってる

内容説明

「待つ」ということが、こんなにも心に響くことだなんて。夕暮れの空が、静かに物語を包み込みます。

「待ってて」と頼まれたぶた君は、うさぎ君が戻るのをじっと待ち続けます。しかし、うさぎ君は約束を忘れてしまいます。時間が過ぎ、空は夕日に染まり、少しずつ夜が近づいていきます。それでも、ぶた君は変わらずそこに座り続けます。友だちを信じて待つ気持ちと、その中に生まれる切なさが描かれた心温まる絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、「待つ」という行動を通じて信頼や思いやり、そして時間の概念を子どもたちに伝える絶好の教材です。

子どもたちにとって「待つ」ことは難しいものですが、ぶた君の姿を見て共感し、待つことの大切さや友だちを信じる心を学べます。

読み聞かせ時には、夕暮れの情景や時間の流れを一緒に感じさせることで、子どもたちの想像力を育むことができます。