
【絵本】みちくさ
内容説明
学校からの帰り道、ちょっと寄り道するだけで、こんなにも不思議な世界が広がっているなんて。
少年がふと足を止めたその先には、驚きの連続が待っていました。草の間から現れるおばけや、勝手に跳びはねるマンホールの蓋。美容室をのぞけば、そこにいたのは野菜のマダムたち!? 鳥居は力士のように土俵入り。帰るまでの道のりが、まるで冒険のように賑やかでユーモラスな展開に満ちています。さとうわきこさんならではの生き生きとした描写が楽しい一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、日常の中に潜む「不思議」や「発見」を楽しむ心を育むのにぴったりです。
子どもたちが想像力を膨らませ、自分の身の回りにも似たような冒険があるかもしれないと考えるきっかけになります。
読み聞かせの際には、場面ごとに「次はどんなことが起きると思う?」と問いかけることで、想像力や表現力を育てられるでしょう。
また、絵本の世界と日常をつなげ、「帰り道にどんな面白いものが見つかるかな?」と実際の観察活動につなげると、より深い学びが得られます。