【絵本】金のさかな

内容説明

金色に輝く不思議な魚が出会いをもたらすとき、人の欲望はどこへ向かうのでしょう。

漁をしていたおじいさんは、網にかかった金の魚を逃がしてやります。その恩返しに魚は願いを叶えると告げますが、おばあさんの欲望はどんどん膨らんでいきます。果たして二人の運命はどうなるのでしょうか。ロシア民話の中でも人気の高い教訓的な物語を、愉快な展開とともに楽しめます。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、ロシア民話をもとにした教訓的な物語で、欲望と感謝の心について考えさせられます。

子どもたちに読み聞かせる際、欲望が膨らむおばあさんの様子を具体的に話し合い、欲望や感謝がどのように影響を与えるかを考えるきっかけにしましょう。

また、おじいさんの行動を通して「親切や思いやり」の大切さを伝えることもできます。話の結末に注目し、自分だったらどうするかを話し合うと、深い学びにつながります。