
【絵本】とうもろこしおばあさん
内容説明
ある村に訪れた白髪のおばあさんが残していったのは、不思議なパンと驚きに満ちた物語でした。
一晩の宿を借りたおばあさんを、村の若者たちは快く迎えます。翌日、村人たちが出かけている間に、おばあさんは見たこともない美味しいパンを子どもたちに振る舞います。不思議に思った若者がその調理の様子をこっそり覗くと、驚くべき光景が広がっていました。その場面を見られたことを知ったおばあさんは村を去りますが、彼女が残したものは、後に村に豊かさをもたらすものとなります。この物語は、トウモロコシの起源にまつわる昔話を描いています。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、物語を通じて思いやりや感謝の心を育む素晴らしい教材です。
おばあさんを快く迎える若者たちの姿勢は、他者への優しさや助け合いの大切さを子どもたちに伝えるきっかけになります。
また、トウモロコシの起源にまつわる話は、食べ物の大切さや自然の恵みへの感謝について考えさせる良い機会となるでしょう。
読み聞かせや劇遊びを通じて、物語のテーマを子どもたちと一緒に深めることができます。