
【絵本】おばけのトッケビ
内容説明
ある夜の墓場で起きた奇妙な出来事。若者とトッケビ、そして村娘の運命はどうなるのでしょうか。
夜道で野宿をしていた若者が、闇の中から響く足音に気づきます。現れたのは不気味でユーモラスなおばけ、トッケビ。若者は死者のふりをしてその場を切り抜けようとしますが、トッケビは「生き返らせてやる」と言い張ります。さらに、村の娘の命を犠牲にして若者を蘇らせようと企てますが、事態は思わぬ方向へ進んでいきます。韓国・朝鮮で親しまれるトッケビが登場する、緊張と笑いが交錯する物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、韓国の伝統的な妖怪「トッケビ」を通して、子どもたちに想像力やユーモア、倫理観を育む教材として最適です。
物語の展開にはドキドキする緊張感と笑いが交錯しており、子どもたちの興味を引きつけます。また、登場人物の選択や行動を考えることで、他者の気持ちを思いやる心や道徳的な判断力を学ぶきっかけになります。
読み聞かせの際には、トッケビのユーモラスな描写を声や表情で表現すると、子どもたちの関心をさらに引き出せるでしょう。