
【絵本】ゆうかんなアジク
内容説明
勇気を胸に、アジクは暗闇に潜む恐怖に立ち向かいます。果たしてその先に待つものは、希望か、それとも…。
昔、ガーシャンの村は恐ろしい怪鳥に脅かされていました。その怪鳥は九つの頭を持ち、人々を襲っては姿を消します。村の若者アジクは仲間とともに山へ向かい、怪鳥の巣を目指しますが、仲間たちは次々と洞窟に飲み込まれ、アジクだけが残されます。彼は、蔓に姿を変えられた娘と協力し、怪鳥を倒すために最後の決戦に挑みます。しかし、勝利の代償は大きく、アジクは怪鳥の血に倒れてしまいます。この物語は、満族に伝わる伝承をもとに描かれた、勇気と希望の物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、勇気や自己犠牲の大切さを伝える物語です。子どもたちに恐怖に立ち向かい、問題解決に挑む姿勢を学ばせる良い機会になります。
アジクが困難に直面しつつも工夫して進む姿は、挑戦する心や協力の重要性を教える教材として活用できます。
読み聞かせ後には、感想を共有したり、「もし自分だったらどうするか」を話し合うことで、考える力を育てることができます。