【絵本】いのちの水

内容説明

命を巡る旅路の果てに、王子が見つけたものは―。心に残る物語が、美しい絵とともに描かれます。

三人の王子が、永遠の命を得られるという不思議な水を探す冒険に出発します。末の王子は、ドラゴンの親子や銀色の魚、黄金の鳥を助けながら旅を進め、ついに水の精が住む城に到着します。しかし兄たちに裏切られ、水を奪われてしまいます。絶望に沈む王子を救ったのは、旅の途中で助けた黄金の鳥でした。ブルガリアで親しまれてきた物語が、美しい絵とともに新たな命を吹き込まれています。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、命や助け合い、裏切りといったテーマを通じて、子どもたちに大切な価値観を学ばせることができます。

主人公の王子が旅の中で経験する「困難に立ち向かう姿」や「他者を思いやる行動」は、子どもたちに共感を呼び起こし、物語を通じて感情や道徳心を育むきっかけとなるでしょう。

また、美しい絵に込められた細やかな描写は、想像力を広げるだけでなく、絵本を手に取る楽しさを教える教材としても最適です。