
【絵本】カイマンのクロ
内容説明
南米の大地で繰り広げられる、心温まる友情と別れの物語。深い絆に胸が締め付けられる一冊です。
1950年代から60年代のベネズエラを舞台にした実話をもとにした絵本です。孤児の赤ちゃんカイマンを見つけた宝石商ファオロは、その子を「クロ」と名付けて家族のように育てます。どこへ行くにも一緒だった二人ですが、ある日ファオロが突然亡くなってしまいます。深い悲しみに暮れたクロは、食べることも忘れ引きこもってしまうほどでした。二人の間にあった特別な絆が、読む人の心を強く揺さぶります。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、友情や別れの意味を子どもたちに教えるのに最適な教材です。
主人公たちの深い絆を描いた物語は、相手を思いやる心や感謝の大切さを学ぶきっかけになります。また、別れの悲しみをテーマにしているため、感情の整理や命について考える時間を提供できます。
読み聞かせを通じて、子どもたちと感想を共有することで、心の成長を促しましょう。