
【絵本】こねこのウィンクルとクリスマスツリー
内容説明
クリスマスツリーに心を奪われた子猫ウィンクルが、母さん猫の教えを忘れ、夜の冒険に出かけます。果たしてその結末は――。
子猫のウィンクルは、母親と兄弟たちと共に大きな屋敷で暮らしています。ある冬の日、屋敷に美しいクリスマスツリーが飾られ、子猫たちは興味津々。しかし、母さん猫からツリーに触れることを禁じられてしまいます。それでも誘惑に勝てないウィンクルは、夜が更けたころ、家族が眠る中でそっとツリーに近づきます。輝くオーナメントと煌めく飾りに魅了されたウィンクルの行動が、家族との絆や冬の夜の温かさを描き出します。細やかな感情描写と美しい挿絵が織りなす心温まる物語です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、子どもの「好奇心」と「ルールを守る大切さ」を楽しく学べる内容です。読後に「ウィンクルはなぜ母さん猫の教えを忘れたのか」「自分ならどうするか」を話し合うことで、子どもの思考力やコミュニケーション力が育まれます。
また、クリスマスや冬の雰囲気を味わいながら、家庭やクラスで「約束」や「家族の絆」について考えるきっかけになるでしょう。挿絵を見ながら物語の場面を想像したり、感情を学んだりする活動もおすすめです。