【絵本】ひびけ わたしの うたごえ

内容説明

寒さの中、一人で道を進む少女の歌声が、冬の静寂を優しく揺らします。

カナダの冬、空がまだ暗い早朝。6歳の少女は、スクールバスに乗るために森や牧場を一人で歩いていきます。冷たい空気に包まれながらも、彼女は歌を口ずさみ、その歌声が心の中の不安を追い払います。やがてバスにたどり着き、暖かな空間に迎えられた少女の表情には、成し遂げた誇らしさがにじみます。冬の静かな朝を舞台に、少女の強さと成長が描かれた絵本です。

知育や教材で活用する際のポイント

この絵本は、子どもが自立心や困難に立ち向かう力を育む一助となります。

厳しい冬の自然環境の中、少女が一人で歩む姿は、自己肯定感や達成感の大切さを教えてくれます。子どもたちには「挑戦すること」の意義を伝えるきっかけとして活用できます。

親や先生は、読み聞かせを通じて「困難な状況でも自分を信じる力」について話し合うと、子どもの成長を支える良い時間になるでしょう。