
【絵本】ぱくぱく はんぶん
内容説明
おばあさんが焼いたケーキは、みんなの「半分ずつ」でどんどん小さくなっていきます。最後に残るのは……?
おばあさんが焼いた大きなケーキを、次々と半分ずつ食べていく物語です。「半分残しておいてね」という言葉を守るおじいさんや動物たちが登場しますが、そのたびにケーキは小さくなり、最後には驚くような結末が待っています。食べるたびに形が変わるケーキの行方を、楽しいリズムで追いかけます。家族や友だちと分け合うことの面白さや、思わぬ展開に心がほんのり温かくなる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は「半分ずつ」というルールを通じて、分け合うことの楽しさや大切さを自然に学べる内容です。家庭や教室で読み聞かせることで、子どもたちは「分ける」という行為の面白さや数学的思考に触れることができます。
また、ケーキがどのように小さくなっていくかを観察することで、「半分」という概念や量の変化を視覚的に理解しやすくなります。道徳や算数の導入教材としてもおすすめです。