
【絵本】もりのおふとん
内容説明
森の奥深く、ふかふかのお布団がひっそりと置かれています。その布団に吸い寄せられる動物たちの物語が始まります。
ある日、ライオンが森で見つけたのは、大きくて柔らかそうな布団。「これは誰のだろう?」と気になったライオンは、試しにその中へ。ふんわりとした感触に包まれ、「なんて気持ちいいんだ!」と大満足。やがて次々と動物たちがやってきて、みんなで布団の心地よさを満喫します。ところが、突然布団が引っ張られ、思いがけない出来事が!果たして布団の持ち主は誰だったのでしょうか。最後にはみんなが笑顔になれる、心温まる結末が待っています。人気シリーズ『もりのおふろ』の続編として、楽しいひとときを届けてくれる一冊です。
知育や教材で活用する際のポイント
この絵本は、動物たちが布団に集まる様子を通じて「共有」や「思いやり」の大切さを学べる内容です。読んだ後に「みんなで使うときのルール」や「相手の気持ち」について話し合うと、子どもたちの社会性が育まれます。
また、動物たちの行動や感想を観察することで、感情表現や想像力を豊かにする教材としても活用可能です。読み聞かせの際には、布団の持ち主を一緒に予想するなど、子どもたちの考える力を引き出す工夫もおすすめです。